(また)心機一転して、記録。

新年につき、細々とブログ再開。

今年は年初からたくさん映画をみているので、そのへんをメモる。


0101
『サウンドオブミュージック』
傑作。捨て曲なしなのがすごい。
音楽を聞くつもりで見ていたので詳細は割愛。
元々結婚するつもりだった婦人もそれはそれでかわいそうって気もする。
「歌」そのものを取り扱ってはいるが、アリバイなしに始まる場合も多々あり。
実は最もイカした歌の取り扱いは序盤のシスターの箇所なのではなかろうか。

『雨に唄えば』
一転してアリバイの多い作品。
映画内映画、それもトーキーへの変わり目を取り扱っているためか。
「セットがあるわ」これはエロい。
シェイクスピアは訳すのにイプセンは訳さないとはどういう了見だ、翻訳よ。

0102

惑星ソラリス
眠くなると評判ですが、全くそんなことはナシ。
水と空気の撮影が素晴らしい。焚き火の匂い。絵画が絵画ではなくなる瞬間。
長回しのショット多用。計算された立ち回りによる。
720°回転は思いついてもやらないよう。
インターミッション後、急激に物語が動き出す。
記憶に埋没して生きることを選択した、と取るのは早計か、
しかし俺なら最後の引きで惑星全景を見せるショットは入れねえなあ。

0103
未来世紀ブラジル
死する女性のモチーフにオフィーリアはやはりつきものなのか?
そういえばこれも恋人と母の取り違えがモチーフとして存在するなあ。
ダクト萌え。名演の玉手箱だが、やはり特にデニーロが面白すぎる。
全編が主人公によって編集された記憶であるという解釈に驚嘆。


・読みかけで投げ出しそうな本

『演劇学の教科書』
まあ、辞書的に取り扱えばいいか、とも思いつつ。