フェスティバル/トーキョー公募プログラムパンフレットの草稿
ども。谷です。山口県から来ました。その前に北九州は枝光に1週間居ました。東京に住んでたこともあります。生まれは福井ですが、原付で京都府の高校に通ってました。東京での公演は初めてですが、みなさまほんとよくしてくだすって、嬉しいです。精確に語るほど、遠ざかっていくように感じられます。そういうものだ。
と、ここまで書いて、2時間停止。はじめて会うひとと話し始めるのはとても難しい。その点お金は、いいですね。ひとつのシステムに自分を預けること、数値化すること。「見える化」ってやつ?
昔の話をすこし、します。高校に通ってた頃の話。「福井県って石のお金だよね?」というギャグが流行ってました。そうそう、財布重いし税関とか大変でさー。馬鹿、日本円だよ。
風が吹けば////桶屋が儲かる式に、皆様の税金やいろんな方々の思惑で僕らが公演できちゃったりしちゃってるんですが(ありがとうございます)、その意味はわかりません。人は必ず死ぬ。けれど死ぬために生きているのではないわ(『ロマンシング サ・ガ3』)。ないないない、意味などなーい!!!!!(バナナ学園純情乙女組)かもしれないが、意味を付与したがる気持ちだけが続いていて
風が吹けば、/土ぼこりが立つ/土ぼこりが目に入って、/めくらが増える。/増えためくらは、/琵琶法師になる。/琵琶法師どうしが/がっちりとネットワークを組んで/ブルースを歌い始める。/街にはブルースが響き渡り、/けれども僕は/ブルースの違いが、よくわからない/ブルースは簡単に弾ける。けれど、感じるのは難しい(ジミ・ヘンドリックス)/そういうものだ。(『スローターハウス5』カート・ヴォネガット、伊藤 典夫訳)/みんな、ブルースを歌っている。
東京都の皆様の税金でご支援いただき、公演できること、大変有難く、誇りに思います。私たちの運んできた価値がどのように交換・保存されるか、とても楽しみです。もしかして案外高く売れちゃったりして!なんて淡い期待も、しちゃったりしています。
共有したい、と思っていて、けれどそんな簡単に分かってもらっちゃ困るぜ、とも思います。どっちもやりたい。けどやりたくない。あなただってそうでしょ(違うかも)? だから演劇とかやります。あなたの思うような演劇ではないかもしれないけれど。そういうものだ。
- 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,伊藤典夫
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