3月8日
まだ7日の気分ではある。23時ごろ、うとうとし始めてきて、このまま眠れるかもしれない、と思っていたらふっと起きてしまった。寝てしまったほうがよかったのだが。
kindleでマンガを3冊ほど読んだ。
それから、遠野物語を少し、読んだ。
具体的である、ということについて、時々考える。
明瞭な目的意識を持つこと、それを実現する能力を培うこと。
にもかかわらず、現実に観察されるものを肯定し行動すること。
サッカーがしたいかもしれない。
昨日は「結局自分のことしか考えてないんじゃないの?」という指摘を受け、今日の出来事を振り返るとまんまと自分のことばかり考えていた気がするので参った。もう少し前は、今よりずっと他人がどう考えるか怯えて生きていたように思うが、そんなことでは耐えられないと意識をカットしていたら常態化してしまっていたらしい。
この手のことでしくじると、それこそ前後不覚になるくらい動転するので、ある種の開き直りは僕が今、生活している上でとりあえずは役に立っている気もする。しかしそれは決して美しくはないとも感じる。
来年の新作は、「常識のコレクション」というタイトルにしよう、とぼんやり考えている。
http://e-honyakusquare.sunflare.com/shuppan.sunflare.com/did_you_know_that/7_common_sense.htm
それから、ガイガーカウンターを買わなければ、と思っている。
福島に、来週頭、つまり3月10日から12日のあいだ、行く。
11日には詩も朗読する。なにを書けばいいのか、まだよく分かっていない。
そういえば、山口のことをほとんど書いていないなあ、と思った。
自分はあまり、山口のことを知ってほしいと思ってはいないのだろう。文化行政や、芸術作品の街の受容については誤解ないよう伝える責任があるとは思っているが、山口市に10年住んで、この街を別の場所でコマーシャルする必要をあまり感じていない。どこにでもあるようなものがここには沢山ある。そしてそれはかなり快適だ。この街にしかないものを、あまり思いつかない。
あまり興味が無いのかもしれない。比べたことがないからかもしれない。
責任感がないのかもしれない。だとすれば、問題だな、と、思う。
「東京へ行くの、楽しみでしょう」とよく聞かれる。
正直なところまったく想像もつかなくて、楽しみだとか、怖いとか、思うところまですら辿り着けていない。