10月3日

昨日、東京に戻った。

 

昼、講義で『春の祭典』。

 

夜、岩渕貞太『conditions』。

蓮沼執太の音楽にひそむ構成要素を岩渕、小暮両者がつぶさに取り出し身体を通過させていく。取り出したふたりもお互いに相手の諸要素を抜き出して通過させる。受け取る、と呼びこむ、が分かたれることなく同居するところで二者は踊っている。

まずは淡く居合わせたふたりと音楽のデュオ。そのあと同一曲でそれぞれが音楽と踊る。そののち再びデュオ。やがて呼応対象を拡張し光、身体接触などを通過させ、ニュートラルに、鮮やかな手つきでモチーフや意味も通過させていく。電車が通ってるみたいだな、と思っていたら電車の音?が聞こえてきたのはマジで狐に化かされたかと思った。あと、ラスト手前でまるで今踊りだしたかのように見え出したときも。

シンプルなコンセプトの、丁寧な実現。結果として充実した身体が美しく舞台上に残った。

 

富士の山ビエンナーレ2014

深澤さんと共同名義で作品を出すことになった。

Traveling Theory…ってサイードかよ。。


Traveling Theory | 富士の山ビエンナーレ2014

ちょっとまだ、、重要なピースがきてないような気がして、うーん、と思っている。